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定年起業を歴史に学ぶ㊿藤原道真は島耕作

藤原道真は島耕作

 

課長 島耕作からはじまる島耕作シリーズは、

日本を代表する大企業という設定の

初芝電機の社内でおこる権力闘争に

島耕作が巻き込まれたりしながら

出世してゆく物語です。

 

島耕作が大好きな私は、

「光る君へ」に島耕作感を見出しました。

「光る君へ」という物語は、

ビジネスでも起こるようなことが

平安の時代で展開されています。

平安の島耕作として面白くなりそうです。

 

平安の島耕作は誰か?

「光る君へ」では、

島耕作は、藤原道長ですよね。

 

課長であった島耕作が、

初芝電機社内の権力争いを

生き抜いてゆくための

「深慮遠謀」に巻き込まれながら、

出世してゆく物語です。

一方で藤原道長は三男で、

出世の順位では、

3番目の順位であることより、

当初は出世とは縁遠いと思われて

いたかもしれませんが、

長男の道隆、次男の道兼が

次々と若くして亡くなることによって、

道長が図らずも頂点に上ってゆきます。

順番的には、TOPに君臨出来ない

3番目でありながら、

兄二人が亡くなるということにて

順番が回って来るという強運です。

 

一方で島耕作は、

日本を代表する企業の初芝電機で

課長を拝命したところから

物語は始まります。

初芝電機とは架空の会社で、

以前の松下電器をモデルにしています。

初芝電器と言う非常に大きな会社組織の中で、

何も伝手のない島耕作が、

いろいろな試練に遭遇しながらも、

もちろん、島耕作の能力もありますが、

いろんな周りの人に助けてもらって

TOPまで上り詰める強運の

持ち主として描かれています。

 

一概に藤原道長と島耕作を

同じとは言えませんが、

図らずも運よくTOPになってしまって、

君臨する様は共通するように見えます。

 

島耕作の物語はあくまでも

フィクションですが、

意外とビジネスの世界でも

TOPになる人物というのは、

望まない人が周りの条件が

整ってTOPに躍り出ることも

多くあるのではと思ってしまいます。

運を味方につけること、

これはビジネスの世界では

必須であると思います。

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ナレッジコンサルティング
プロフィール 🔶大学卒業後、東証一部上場企業に就職。その後親族の経営している会社に入社。33歳の時、取締役としてその会社の倒産を経験。同族企業としての弱点が招いた倒産であったと自覚する。倒産後の従業員救済のために新会社を設立し、再度、今までの顧客からの継続受注を勝ち取ることに成功し、多くの従業員の雇用を確保できることとなった。その後サラリーマンに転職し、中堅企業の会社役員となり、経営企画及び営業を管掌する取締役として、48億円の売り上げを250億円の売り上げまで拡大させた。 ●新規開拓営業代行のための経営コンサルタント ●同族企業の社長継承のための経営コンサルタント ●経営者の寄り添い、指針になる経営コンサルタント ●新入社員のコストで導入できる社外取締役 ●定年起業コンサルタント