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定年起業を歴史に学ぶ62器の大きな男

器の大きな男

 

佐々木蔵之介さんが演じている、

藤原宜孝。器デカいと思います。

まひろを妻にした後に、

子供が出来たと聞いて、

喜んで見せますが、

宣孝がまひろに通っていない

時期であることは明らかなのに、

一切顔に出さずにまひろに接しています

 

さらに、苦悩の末、

夫をごまかし続けることは許されない、

と離縁を切り出したまひろに、

宣孝を演じた佐々木蔵之介さんの

語り口が実に見事でした。

 

「そなたの産む子は誰の子でもわしの子だ」

「一緒に育てよう。それで良いではないか」

「わしのお前への思いはそのような事で揺るぎはせぬ」。

きれいごとばかりではなく、

「その子を慈しんで育てれば、

左大臣様(道長)はますますわしを大事にしてくださる」

と計算ずくなところも見せました。

 

宣孝は、妻も何人もおり、

子供も多くおります。

また、プロポーズの際にまひろが、

不義の女と言うと、

自分も不義で相子だと言っているように、

お互い様と考えたのかもしれません。

また、左大臣藤原道長が相手であれば、

自分にも有利になるという計算があり、

このような発言になったとも考えられます。

 

ただ、それにしても、器がでかい、

太っ腹な藤原信孝であります。

 

現代にこのようなシチュエーションは

なかなかないと思いますが、

宣孝のような振る舞いが出来る、

器の大きな男がどのくらいいるものかと

思いますよね。

 

不倫については、

平安時代の方が現代より圧倒的にゆるかったので、

宣孝の太っ腹があれば、

事なきを得たと思いますが、

現代においては、ビジネスに限らず、

なかなか器を持っている男が

どのくらいいるのか・・・・

と思ってしまします。

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ナレッジコンサルティング
プロフィール 🔶大学卒業後、東証一部上場企業に就職。その後親族の経営している会社に入社。33歳の時、取締役としてその会社の倒産を経験。同族企業としての弱点が招いた倒産であったと自覚する。倒産後の従業員救済のために新会社を設立し、再度、今までの顧客からの継続受注を勝ち取ることに成功し、多くの従業員の雇用を確保できることとなった。その後サラリーマンに転職し、中堅企業の会社役員となり、経営企画及び営業を管掌する取締役として、48億円の売り上げを250億円の売り上げまで拡大させた。 ●新規開拓営業代行のための経営コンサルタント ●同族企業の社長継承のための経営コンサルタント ●経営者の寄り添い、指針になる経営コンサルタント ●新入社員のコストで導入できる社外取締役 ●定年起業コンサルタント