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定年起業を歴史に学ぶ60ぼーっとしてる

ぼーっとしてる

 

左大臣藤原道長は、

若いころはぼーっとしていたと

言われています。

元同僚のはんにゃ金田さんが

演じている藤原斉信、

町田啓太さん演じているる

藤原公任がぼーっとしていたと

話しています。

ただ、藤原公任は、

道長にはかなわないと言っています。

それは、道長は自分のことを

考えているのではなく、

他のことを考えているから、

かなわないとのことです。

 

道長は、二人の兄がいたために、

3男の道長まで権力が回って来るとは

思ってもみなかったことでしょう。

 

今回、クローズアップされてきた

道長の娘藤原彰子も、

人見知りで、しゃべらない、

ぼーっとしてるとの回りの評価です。

後に道長の後を継ぐ弟の頼道からも、

からかわれるぐらいの子供(当時12歳)に

描かれています。

でもこの彰子も力を持つことになり。

安部晴明の言う通り、

道長の宝であって、

一条天皇が中宮定子に心奪われて、

政務をおろそかにして、

天変地異が起こり、

民が苦しんでいる苦境を脱する、

突破口になることになります。

 

大器晩成といいますが、

成功者の中では多いように思います。

はじめから優れていて、

目立っていた人が、

最後まで同じように、

第一線を走れる人は

かなり少ないのではないかと思います。

 

特にビジネスでは、

大器晩成型と言う人が

多いのではないかと思います。

新入社員の同期の中で、

中心で目立ってリーダーシップを

発揮している人は、

出世競争の中で意外と

残っていないか、

目立たなくなっているそうです。

 

それは、自分のことばかりを

アピールして、

若いころ目立った人たちは、

他の人のことを考えずに

自分のことが中心になっているそうです。

この自分中心の人は、

他の人のことを思える人に

最終的にはかなわなくなり、

結果はじめに目立たなかった

ぼーっとした人が晩成すると

いうことではないでしょうか。

 

ビジネスにおいても、藤原道長、彰子のように、無欲で、他人のために思えることは、簡単ではありませんが、晩成するには、王道でなないかと思います。

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ナレッジコンサルティング
プロフィール 🔶大学卒業後、東証一部上場企業に就職。その後親族の経営している会社に入社。33歳の時、取締役としてその会社の倒産を経験。同族企業としての弱点が招いた倒産であったと自覚する。倒産後の従業員救済のために新会社を設立し、再度、今までの顧客からの継続受注を勝ち取ることに成功し、多くの従業員の雇用を確保できることとなった。その後サラリーマンに転職し、中堅企業の会社役員となり、経営企画及び営業を管掌する取締役として、48億円の売り上げを250億円の売り上げまで拡大させた。 ●新規開拓営業代行のための経営コンサルタント ●同族企業の社長継承のための経営コンサルタント ●経営者の寄り添い、指針になる経営コンサルタント ●新入社員のコストで導入できる社外取締役 ●定年起業コンサルタント