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定年起業を歴史に学ぶ⑥自分をわきまえることができる

お手付きしてどうする・・・・

 

家康が奥方の瀬名に

こっぴどく怒られています。

「鎌倉殿13人」でも、

源頼朝が、妻の政子に散々に

やられています。

お手付きしてどうする・・・・

とは・・・

正室の瀬名が認めていない

お万の方に子供を産ませています。

その子供が後の結城(松平)秀康

歴史の偉人のこの手の話を

私ごときが論じることは

おこがましく思ってますので、

今日のお題は、結城秀康。

 

なかなか知られていない

歴史の偉人です。

この人は、徳川家康の

子供でありますが、

なかなか日の目に当たらない

境遇でありましたが、

最終的に越前松平氏の祖となり、

加賀前田氏の抑えとしての

役割を果たすことになります。

 

長男信康は、

信長の命で切腹させられますので、

順番的には次男の秀康が

2代将軍のはずが、

2代将軍は弟の3男秀忠となります。

それは、母が正規に認められた

側室でないことにあります。

 

この秀忠は、秀吉の養子になり、

さらに結城家に養子となり

最終的に越前で松平と

名乗ることになります。

武将としての素養は、

周りからは高い評価がありました。

しかし、出しゃばることなく、

弟の2代将軍秀忠を支えた

ことになります。

非常にわきまえることが

出来た人だったのでしょう。

 

秀康は、歴史の中で

なかなか表に出てこない偉人ですが、

非常に自分をわきまえ、

自分の立ち位置を理解し、

周りの人にさすがと

思わせる立ち振る舞いが

出来た人であるので、

地味ではありますが、

越前という大きな藩を

与えられたことになりました。

 

もし、秀康が、自分が将軍である

という思いがあったとするならば、

なかなか周りの人は

認めなかったでしょう。

驕らずに、自分をわきまえること

が出来る人を見て、

周りの人は、この人すごいと

思ってしまいます。

 

ビジネスの世界でいろいろな人と

関わる私たちは、

驕らず、自分をわきまえることが、

大切であると思いませんか?

ABOUT ME
ナレッジコンサルティング
プロフィール 🔶大学卒業後、東証一部上場企業に就職。その後親族の経営している会社に入社。33歳の時、取締役としてその会社の倒産を経験。同族企業としての弱点が招いた倒産であったと自覚する。倒産後の従業員救済のために新会社を設立し、再度、今までの顧客からの継続受注を勝ち取ることに成功し、多くの従業員の雇用を確保できることとなった。その後サラリーマンに転職し、中堅企業の会社役員となり、経営企画及び営業を管掌する取締役として、48億円の売り上げを250億円の売り上げまで拡大させた。 ●新規開拓営業代行のための経営コンサルタント ●同族企業の社長継承のための経営コンサルタント ●経営者の寄り添い、指針になる経営コンサルタント ●新入社員のコストで導入できる社外取締役 ●定年起業コンサルタント