年末に思う
2023年も「歴史の偉人に定年起業を学ぶ」を
ご愛顧いただきましてありがとうございます。
昨年2022年は「鎌倉殿の13人」、
今年2023年は「どうする家康」の登場人物に思いを馳せ、
ビジネスパーソンの学びになることにフォーカスしました。
2022年の主人公は北条義時、2023年は、
徳川家康。ネームバリューから
比較すると比較にならないほどの差で、
家康の勝ち!です。
北条義時に至っては、
私は知りませんでした。
だって、大河ファンにとっては、
戦国と幕末が主戦場ですので、源平の時代はマイナーで、
源氏でも、平家でもない北条で、
創始者の時宗でもない2代目の義時・・・・、
誰????・・・ですよね。
三谷幸喜の脚本のすごさもあり、
このマイナーな主人公の北条義時が、
源頼朝と出会い、
人間が変わって来る様が描かれています。
北条義時はじめ、知らない人、
知らないことがとても多かったのです。
大河ヘビーユーザーの私は、
知っている事ばかりで、
知らないことが出るともすごくうれしくて、
何回も録画を見直します。
「鎌倉殿13人」は、知らないことの宝庫で、
毎週の放送を何度も見返して、
一つの回を最大4回見たほどでした。
一方で超メジャーな家康です。
今回は久しぶりの主人公ですが、戦国がテーマの場合は、
必ず出てきます。大体のあらすじが見えてきます。
今回は瀬名の描き方が違うなーとか、
ムロ秀吉が迫真の演技とか、
そもそも家康が軽すぎとか、
配役や芝居の演技に焦点が移っていました。
そして、「どうする家康」は、
2回見返すことがほぼなく、
もう一度見たいと思いませんでした。
同じ回を4回見返す
「鎌倉殿の13人」と見返さない「どうする家康」の差は?
それは・・・知らないことへの探求心かな?って思っています。。
知らないことを知るって、楽しくないですか?
若い時は、早く仕事を覚えて一人前にとよく言いますよね。
若い時は、わからないことが多く、
いくらでも学びたいとモチベーションがあります。
定年が近くなると、会社も仕事もいろんなことが、
わかったような気になっています。
だから、だんだん仕事への興味が薄らいできます。
それが、老害の根本にあると思います。
老害防止には、新しいことに取り組むことです。
今までの経験をベースにして、
新のことに踏み出すことです。
危険に見えるかもしれませんが、
踏み出してみないと、
危険かどうかはわかりません。
危険な場所と思っていたが、
踏み出してみると、
なんと有意義なんだろうと思うことはよくあります。
老害を避けるためには、今の場所から出て、
新しいことを始めることです。
そこには、老害でない新しい自分が必ずやいることでしょう。