Uncategorized

定年起業を歴史に学ぶ㉗カリスマが君臨!!

カリスマが君臨!!

 

秀吉が望むことは何でもできる。

でも裏を返せば、秀吉がやると言えば、

やらなくてはならない・・・・

ってことになります。

晩年の秀吉が晩節を

汚す最大の要因が、

朝鮮出兵です。秀吉以外、誰も望まず、

そして、誰も得しない戦です。

 

この時の有力者である、

徳川家康も前田利家も

黒田官兵衛も秀吉を諫めたでしょうが、

聞く耳を持たなかったと言います。

秀吉の望みは、明と朝鮮を滅ぼして、

都を北京に移すことだったそうです。

その当時の日本軍は、

戦国時代で戦に明け暮れていましたので、

当時の世界最強の

軍隊だったとのことです。

ですから、当初は、朝鮮の奥地まで

転戦出来ましたが、

やはり、地の利や兵糧の不足等があり、

徐々に戦況が不利になって、

一旦撤収。

そして2回目も出兵して、

秀吉の死をもって、

撤収を完了することになりました。

 

独裁者のよくある無謀な行動です。

晩年の秀吉は、

性格が変わってしまって、

誰も手が付けられないほどだった

のではないかと思います。

この無謀な独裁者の指示に

従わなくてはならない

当時の兵士たちは、

朝鮮をほろぼしたら、

朝鮮の土地を与えると言われて、

夢をみたのでしょうか。

 

この頃の秀吉は、

それ以上に秀頼のことを心配するあまりに、

無謀なことを平気でやってしまっています。

この晩年がなければ、

もっと早く死んでいれば、

秀吉の評価は、

他の歴史の偉人の追随を許さない

圧倒的人気の歴史の

偉人だったかもしれません。

 

カリスマ経営者が

牛耳っている会社があります。

確かに今までは、

そのカリスマ経営者がいたから、

急成長し、今があります。

しかし、明らかに晩年で、

リスクであるように思えるのに、

誰も止めることが出来ません。

歴史は繰り返す・・・・。

カリスマの晩年を秀吉から学ぶことは

価値があると思いますが・・・・。

ABOUT ME
ナレッジコンサルティング
プロフィール 🔶大学卒業後、東証一部上場企業に就職。その後親族の経営している会社に入社。33歳の時、取締役としてその会社の倒産を経験。同族企業としての弱点が招いた倒産であったと自覚する。倒産後の従業員救済のために新会社を設立し、再度、今までの顧客からの継続受注を勝ち取ることに成功し、多くの従業員の雇用を確保できることとなった。その後サラリーマンに転職し、中堅企業の会社役員となり、経営企画及び営業を管掌する取締役として、48億円の売り上げを250億円の売り上げまで拡大させた。 ●新規開拓営業代行のための経営コンサルタント ●同族企業の社長継承のための経営コンサルタント ●経営者の寄り添い、指針になる経営コンサルタント ●新入社員のコストで導入できる社外取締役 ●定年起業コンサルタント