物々交換にもマーケティングが満載
まずお客様が必要:隣の部族はハチミツが必要
想定できる利益:自分たちの部族では
生産できない、矢尻が手に入る
矢尻を売っている部族のマーケティングは
レベルが高いと思います。
市場調査/商品開発/広告宣伝/
販売促進/営業/販売
という観点から。
①市場調査
他の部族でも、鉄製の矢尻は、
耐久性や獲物を捕る際の
ダメージの与え方等で
良好であることが他の部族でも
認められており、市場ニーズはある。
②商品開発
鉄製品を作る技術を週直したことより、
獲物を捕る際の矢尻を製作してみて、
実際使ってみると、高性能とわかり、
他の部族に使わせると高評価だった。
③広告宣伝
この場合は、口コミという広告宣伝で
広がることが考えられる。
④販売促進
口コミで、矢尻の種類がいろいろある
展示会っぽい催しを行ってみて
他の部族に鉄製矢尻を使わせてみて、
性能の良さを実感させる。
⑤営業
今回のように、ハチミツを対価に客が来る。
ハチミツは、矢尻と交換でハチミツが手に
入るならば、うれしい。
なるべく少ない数の矢尻で
ハチミツが手に入るように交渉し
営業活動を行う。
⑥販売
こちらもハチミツが欲しいことと、
次回もまた矢尻を買いに来て欲しいので、
1個おまけの矢尻8個でハチミツを
得ることにした。
どうでしょうか。
ハチミツを貨幣として考えれば、
マーケティングの考え方にあてはまると
思いませんか?
マーケティングって、
取引が行われるところに発生します。
アフリカの原住民の人も、
知らず知らずにマーケティングを
やっていたことになりますね。