定年を迎える揺れるマインドは?
私が、定年後について
意識したのは55歳のときです。
ある日突然妻から、
定年したらどうするの?
と聞かれました
あまりに唐突で、
うーんとうなって、
なにも答えられなかったことを
覚えています。
こんにちは
定年起業コンサルタントのtomoshinオフィスです。
それまでの私は、
定年にまったく興味がありませんでした。
いや、定年が来るとは思っていなかった
というのが正しいかもしれません。
もちろん、60歳定年という
キーワードはわかっていますが、
自分が定年するということを、
頭も胸も腹も認識していませんでした。
だじゃら、年金のことも全く知りませんでした。
ずーとこのままの状況が続くと
思って疑っていませんでした。
ある日突然、青天の霹靂・・・・
「俺も定年になるんだ・・・・」
とガツンと思い知らされたのです。
漠然と不安感が漂ったのを覚えています。
50代は大きく変わってくる
サラリーマンにとって
50代は自分を考えさせられる
年代だと思います。
40代はがむしゃらに、
会社の為、家族の為と思いながら、
自分の頑張りが評価に
つながったりして、
モチベーションが上がって、
体力もあって、残業や出張、
夜や休日のゴルフの接待
も、まったく苦にならずに
平気でこなしてきました。
そして50歳を過ぎても、
40代の延長としか思えず、
全力で駆け抜けようとしていました。
だんだん衰えてくる
その中で、だんだん衰えてきている
ことを認識せざるをえない
ことがたくさん出てきました。
まずは、目が見えなくなってきた。
40代後半から老眼鏡を
かけはじめましたが、
その時は、見えにくい時に
かける状況でしたが
50代中盤にかかると
老眼鏡はずーっと
かけていることになりました。
それから、新しいことが
わからなくなっている。
言い換えると、新しいことが
頭に入らなくなっている。
会社のシステムが新しくなって、
使えなくなっていることに
愕然とする。
若手は苦も無く使い
こなしているのに、自分は使えない。
自分の立場なら、
部下にやらせればいいやと思って、
自分でしないと、ますますわからなくなる。
そして、口ばっかりの自分に
気が付くようになる。
老害だ!
だんだん会社でも
自分より年上が少なくなってきます。
いろいろと意見を求められることも
多くなってきます。
よく言えば、経験が豊富で、
昔のことがわかっている。
でも、この年代は、
自分が輝いていた時の話をすることが
大好きで、ついつい、
そこはだめだ、そうしなければ
ならないと言って、
自分の若い時はこうだったと、
武勇伝を話してしまいます。
客観的に見るとうっとーしい、
じいさんです。
周りの皆さんは、
声に出して言わないだけで、
老害だ!と
心の中で叫んでいます。
私にも若い時がありました。
20代の時、定年近い
おじさんたちの話の
なんとめんどくさいことかと
辟易(へきえき)してました。
気がついたら自分が
そのめんどくさい定年に近い
おじさんになっていました。
そこに気が付くと周りの人が
自分をどう見ているか、
よくわかります。
と思っていた若手の頃の俺が
さげすんでいた、おっさんと
変わらないではないですか・・・・。
愕然とするんです。
自分が客観的に見てみませんか?
周りの人から、
どのように見えるか聞くのは
勇気がいりますが、
自分が会社の中で、
自分が思っているほど
自分が重要な人物ではないことを
認識してみませんか?
馬鹿言うな!
俺は違う!
エリートだ!
会社の中枢で欠かせない人物なのだ!
私もそのように思ってした。
でも現実はそうではないようです。
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